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Re: 安全、衛生、防災等の企業における定義はどうなっているのでしょうか?

 投稿者:天野松男メール  投稿日:2015年 2月24日(火)11時23分6秒
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  takashiさんへのお返事です。

takashiさん、おはようございます。
取りあえず、以下の様に考えました。

(1)「安全」「衛生」の定義についてですが、これは頭に「労働」つけて「労働安全」「労働衛生」については、労働安全衛生法第二条に「労働災害」として「労働者の就業に係る建設物、設備、原材料、ガス、蒸気、粉じん等により、又は作業行動其の他業務に起因して、労働者が負傷し、疾病にかかり、又は死亡することをいう」と定義されています。そして、労働災害防止のために取り組むべき内容が二十条以下に書かれています。

二つ目の質問に関連しますが、雪下ろし作業が、会社の指揮命令系統の中で行われたものであり、その中で事故が発生した場合、上の定義からしても「労働災害」に該当し、企業責任が問われると思います。

(2)「防災」「リスクマネジメント」については素人でよく分かりませんが、「リスク学事典」(日本リスク研究学会編)に次のように書かれていました。
*****
「リスクマネジメント」とは不確実な状況下での「リスク問題」に対応する関係者の意思決定と行動に関することである。ここでいう意思決定と行動は、たとえば、有害廃棄物(処理)場では「最終処分される物質が、どの程度クリーンならクリーンというのか」、産業の場では「生産、輸送、貯蔵、有害物質の使用に関しては、どのような安全と環境管理システムが要求されているのか」、消費の場では「適切な商品の選択を可能にする商品のリスク情報はどのようなものか」等に対処するものである。したがって、「リスクマネジメント」とは多様な関係者が当該のリスクの性質に関する知識や情報をもとに「当該リスク」に対応するための戦略、施策、制度等にはどのような代替案があり、健康と安全、生態系へのリスクを削減するために、どのような代替案を選択するのが適切かを意思決定し、そのための活動を行うこととなる。
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「防災とは、被害を出さない工夫であり、減災とは被害の出るのは避けられないが、できるだけ被害を少なくしようとする試みである」
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(3)こうして見てきますと、労働安全衛生は一つの会社や工場の中での取り組みであるのに対して、防災活動は、その会社や工場も含めて地域全体の取り組みであるような気がします。ただ、企業の中で「防災」という場合、「労働災害防止活動」のことを言っているかも知れませんね。takashiさんの会社が混同しているのであれば、やはり整理する方が良いと思います。一般に「防災」というのは地震や風水害のような地域全体に関わるものだと思います。

不明な点があればいつでもご自由にメールください。
天野松男

 
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