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Re: 守秘義務

 投稿者:天野松男メール  投稿日:2015年 4月21日(火)10時28分11秒
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衛生管理者4年生さんへのお返事です。

お疲れ様です。
「守秘義務」、面倒な問題ですね。

取りあえず、次のように考えました。

(1)「守秘義務」とは
 形式的には、労働安全衛生法第104条に規定するように、健康診断や面接指導の「実施の事務に従事した者は、その実施に関して知り得た労働者の秘密を漏らしてはならない」ということだと思います。

(2)これだけでは実際の運用で困ってしまいますので「雇用管理に関する個人情報のうち健康情報を取り扱うに当たっての留意事項について」(平成16年10月29日 基発第1029009号)という行政通達が出されています。これを読みますと、個人情報の取扱について基本的な考え方が理解できます。

 この通達は、厚生労働省の「厚生労働省法令等データベースサービス」から入手できます。
  http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/index.html

 また、私のホームページでも一部出しています。下記のpdf文書の38ページです。
  http://www.qqmto.com/oh/00v3/occupational_health_management_v3.pdf

 ご参照ください。

(3)結論的には「留意事項」を参考にして、個人情報の取り扱い方法について安全衛生委員会で審議し、規程を作成し、関係者へ周知徹底してはいかがでしょうか。「規程」案は、衛生管理者のあなたが、過去の相談事例などを考慮して作成してはいかがでしょうか。

(4)蛇足で申し訳ありませんが、労働安全衛生法第13条(産業委等)において
***
3 産業医は、労働者の健康を確保するため必要があると認めるときは、事業者に対し、労働者の健康管理等について必要な勧告をすることができる。
4 事業者は、前項の勧告を受けたときは、これを尊重しなければならない。
***
と規定されています。産業医の仕事は、決して「自殺」のことだけではありません。

以上簡単ですが、いかがでしょうか。
何か不明なことがあればいつでもご自由にメールください。
天野松男

 
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